エッジの閉じた境界から平面または 3D サーフェスを作成するには、[境界パッチ]を使用します。接線条件(G1)または接触条件(G0)を各エッジに適用し、パッチを作成する前に結果をプレビューします。最初の閉じたループを選択すると、2 番目のループの選択を開始できます。
エッジ チェーンでの選択は接線連続である必要があります。エッジ チェーンの最後の選択を取り消すには、右クリックし、右クリック メニューから[最後の選択を取り消し]を選択します。必要に応じて繰り返し、余計なエッジを削除します。一覧から項目を削除するには、その項目を選択して[Delete]を押します。
マルチスレッド
境界パッチ フィーチャでは、複数のプロセッサが搭載されたマシンまたはマルチコア プロセッサが搭載されたマシンのマルチスレッド処理が活用されます。マルチスレッド処理は、環境変数 OMP_NUM_THREADS に基づいて行われます。この変数がまだ定義されていない場合は、Autodesk Inventor のインストーラによって自動的に設定されます。
OMP_NUM_THREADS 変数の値を編集すると、境界パッチによって使用されるスレッド数を調整できます。この値は、マシン上の論理プロセッサの数と一致するように Autodesk Inventor のインストーラによって既定で設定されます。
Autodesk Inventor の既定値は最適な値として提供されていますが、環境変数 OMP_NUM_THREADS の値を減らすことにより、境界パッチのパフォーマンスを向上できる場合があります。OMP_NUM_THREADS を 1 に設定すると、境界パッチでマルチスレッド処理を完全に無効にすることができます。環境変数 OMP_NUM_THREADS は、コマンド プロンプトを使用して設定することも、コントロール パネルから設定することもできます。