フレーム ジェネレータ パーツのマイグレーションを実行する

Autodesk Inventor 2008 で作成したフレーム ジェネレータ ファイルを、[フレーム メンバを変更]および[再表示]コマンドで操作するためには、Autodesk Inventor 2014 およびコンテンツ センターへのマイグレーションが必要です。マイグレーションにより、コンテンツ センターのデータが 2008 のパーツに追加されます。移行したファイルは Autodesk Inventor 2014 で、その他のコンテンツ センターのパーツと同様に扱われます。

マイグレーションを開始する前に、以下の操作を行ってください。

詳細については、「マイグレーション」のトピックを参照してください。

アセンブリ環境で開始します。

[マイグレーション]コマンドを使用する

  1. Autodesk Inventor 2008 で作成された、フレーム メンバを含むファイルを開きます。
  2. [管理] [マイグレーション]の順にクリックします。

ファイル内のすべてのパーツのマイグレーションを実行します。フレーム ジェネレータ固有のファイルは、コンテンツ センターの Get Instance を使って生成されたファイルと同一になります。

ファイルを現在のバージョンとして保存する

  1. Autodesk Inventor 2008 で作成された、フレーム メンバを含むファイルを開きます。
  2. フレーム ジェネレータ固有のパーツを修正せずに、 [保存]をクリックします。
  3. [保存]ダイアログ ボックスで、[すべてはい]をクリックし、[OK]をクリックします。

[保存]ダイアログ ボックスの設定に関係なく、すべてのファイルのマイグレーションが行われます。

フレーム ジェネレータ コマンドを実行する

  1. 旧バージョンの Autodesk Inventor で作成され、フレーム メンバを含むファイルを開きます。
  2. [デザイン]タブの[フレーム]パネルで、コマンドを開始し、[OK]をクリックします。

以下のコマンドによってマイグレーションが開始されます。

リボンのコマンド 右クリック メニューのコマンド
[フレーム メンバを挿入] [フレーム ジェネレータで削除]
[フレーム メンバを変更] [フレーム ジェネレータで編集]
[マイタ コーナー] [フレーム ジェネレータのコンポーネントを下の階層に移動]
[フレーム メンバにトリム] [フレーム ジェネレータのコンポーネントを上の階層に移動]
[選択面でカット後、選択面まで延長] [末端処理の半分を削除]
[フレーム メンバをノッチ]  
[フレーム メンバを伸縮]  
[末端処理を除去]  
再表示  

タスク スケジューラを使用する

  1. [タスク スケジューラ]を開きます([スタート] [プログラム] [Autodesk] [Autodesk Inventor [バージョン]] [ツール] [タスク スケジューラ])。
  2. タスク スケジューラのメイン メニューから、[タスクを作成] [ファイルをマイグレーション]の順にクリックします。
  3. フレームを含むファイルを選択して、マイグレーション タスクを開始します。

すべてのフレーム ファイルが一緒にマイグレーションされます。マイグレーションが失敗した場合は、その情報がタスク スケジューラのマイグレーション ログ ファイルに書き込まれます。