このタブは、[デザイン]タブを拡張したものです。[デザイン]タブの選択内容に基づいてジェネレータのデータを計算します。
[デザイン]タブで軸受を選択すると、製造者から入手した軸受データが[計算]タブに転送されます。そのようなデータを含む編集フィールドは、背景がグレーで表示されます。データがない場合は、背景が白の編集フィールドで値を修正します。
アクセス: |
リボン: [デザイン]タブ [動力伝達]パネル [軸受] をクリックし、[計算]タブに切り替えます。 |
[軸受設計] |
必要寿命における軸受の設計。軸受の一覧から、[設計]および[計算]タブで指定したすべての基準に一致する軸受を選択すると、計算された[調整済み軸受寿命(L na )値は軸受の必要寿命(L reg )値に等しいかまたは近い値になります。 |
[計算チェック] |
選択した軸受の強度チェック。 |
[荷重]領域を使用して、荷重や軸の回転を入力します。 |
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軸受の外部荷重のラジアル コンポーネントおよび軸コンポーネントを指定します。 |
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図をクリックすると、追加荷重を挿入できる[さまざまな荷重状態]ダイアログ ボックスが表示されます。 |
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[必要な静的安全率] |
軸受の静的荷重の安全率を入力します。 |
潤滑転がり軸受は、パスがリングの軌道を描く転がりボディの間の接触面に伝達潤滑フィルムを作成するために使用します。さらに、潤滑剤は、軸受の腐食を防ぎ、シーリングを強化し、冷却効果を示し、滑り摩擦のある軸受のサーフェスを潤滑します。 転がり軸受は、プラスチックまたは液体の潤滑剤によって潤滑することができます。適切な潤滑剤は、何よりも、速度、操作温度、軸の位置、シートの一般的な概念、操作の経済性によって選択します。操作条件が許す場合、回転軸受ではグリースに優位性があります。 |
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[グリース潤滑] |
グリース潤滑は、操作のしやすさ、経済性、埃や湿気に備えた軸受のシーリングにより、特に優位性があります。シートの単純な配置が可能になり、高い波動荷重により適しています。グリースは、優れた潤滑機能、および化学、熱、機械における高い安定性を示します。市場には、適切なグリースが幅広く出回っています。さらに、転がり軸受の製造者のほとんどは、独自の品揃えで潤滑剤を扱っています。 |
[油潤滑] |
転がり軸受の油による潤滑はあまり望ましくなく、通常は次の場合にのみ使用します。 |
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[基本定格荷重] |
最も荷重の大きい転がりボディの接触点で転がりボディの直径の 0.0001 の永久変形を発生させる外部荷重を指定します。この永久変形は、通常、軸受機能への逆効果はありません。静的定格荷重の値は、それぞれのカタログで軸受ごとに指定されています。 |
表示されるオプションは、選択した軸受寿命の計算方法によって異なります。 |
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[ANSI/AFBMA 9-1990 (ISO 281 - 1990)に準拠した計算]と[SKF AG に準拠した計算]の 2 つの一覧から計算のタイプを選択して指定します。 |
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[必要寿命] |
値を定義する必要があります。適切な軸受寿命を入力します。編集フィールドの横の矢印をクリックすると、[必要な稼働寿命]ダイアログ ボックスが表示され、目安の値が提示されます。 |
[必要信頼度] |
値を定義する必要があります。編集フィールドの横の矢印をクリックして、一覧で信頼度を選択します。 |
[計算]タブの下部には、[デザイン]タブで指定した基準に一致する軸受の一覧があります。軸受を 1 つ選択すると、その軸受の値のみが[計算]タブに転送されます。 |
[強度計算の種類]領域で[軸受設計]オプションを選択すると、[補正定格寿命]という新しい列が一覧に追加されます。 |
軸受をクリックして選択します。ジェネレータは、選択した軸受の製造者のデータを使用します。このようなデータは、背景がグレー表示の編集フィールドに入力されます。データがない場合は、背景が白の編集フィールドで値を修正します。 |
[計算]タブの右側に[結果]領域を表示するには、右側の二重線をダブルクリックするか山形のマークをクリックします。 |
この領域には、計算値と軸受の強度チェックが表示されます。[計算]コマンドを押すと、値が計算されます。 |
結果の値の単位は変更可能です。変更対象に指定する値をダブルクリックします。 |
計算に関するレポートが表示されます。タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、山形のマークをクリックします。 |