必要に応じて、接触タイプと接触に関係するコンポーネントは手動で指定することができます。分離の許容値を指定することはできますが、15 度の制限を変更することはできません。
たとえば、次の溶接では、[接触]接触タイプを使用します。
- コンポーネントが T 字型である。
- 垂直コンポーネントの接触面が十分に接合されていない。
すべての接触は、ブラウザで接触ノードの配下に一覧表示されます。接触タイプと関係するコンポーネントがブラウザ ノード名の横に表示されます。接触は、ブラウザで、接触に関係するコンポーネントの配下にも表示されます。
コンポーネントの複数面の接触条件を手動で追加するには、次の操作を行います。
- 最初に[自動接触]コマンドをアクティブにして、予想されるすべての接触をまとめます。
- [手動接触]
コマンドをアクティブにします。 注: リボンから[手動接触]をアクティブにするか、ブラウザで[接触]ノード

を右クリックし、右クリック メニューから[手動接触]を選択します。
- 接触する最初のコンポーネントまたはコンポーネント面を選択します。
注: 選択機能を強化するには、参照のフィルタチェック ボックスをオンにします。先にコンポーネントを選択し、続いて接触面を指定します。
- 接触する 2 番目のコンポーネントまたはコンポーネント面を選択します。選択されたコンポーネントまたは面には、異なる色が付けられ、選択した順番を区別できます。
- 接触のタイプを指定します。入力を選択する前に、接触タイプを指定することができます。
接触タイプでは、特定のシミュレーション タイプの適用可能接触が一覧表示されます。静解析では、すべての接触タイプが一覧表示されます。固有値解析では、接着およびばねの接触タイプのみが一覧表示されます。
法線剛性および接線剛性は、ばね接触のみに対して用意されており、使用可能です。