複屈折解析
複屈折解析では 2 種類の結果が生成されます。
屈折率
結果は、成形品応力の結果として生じる(基準値からの)屈折率の変化を示す。この結果は、応力結果 (保圧完了時または反り後の)、および材料の光学特性を使用して計算する。
位相差
結果および
リタデーション
結果は、特定の方向から成形品を透過する際の水平方向の偏光と垂直方向の偏光の違いが表示される。この違いは、絶対位置(「位相差」)、または波長の分数(「リタデーション」)で表現される。
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すべての複屈折結果には、3D 反り解析が必要となります。
このセクションの内容
複屈折に関して
透明材料の屈折率とは、その材料を通過する光が減速する比率を表す無次元の特性値です。多くの材料において、屈折率は光路や偏光と無関係です。しかしながら、材料にかかる応力によって屈折率が変化することもあります。材料にかかる応力の強さがその方向によって異なる場合、その材料の屈折率は入射光の偏光によって異なります。この現象を複屈折と呼びます。
親トピック:
解析順序