アンダーフィル封止成形の形状ファクターの計算

モデル内のはんだからモデリングされた対象領域までの距離に応じて、アンダーフィル封止成形解析で使用できる形状ファクター方法が異なります。

形状ファクターの使用

はんだから離れた領域をモデリングするには、形状ファクター 1 を使用する。はんだに近い領域をモデリングするには、次の方程式を用いて形状ファクターを計算します。

形状ファクター = (肉厚または平面方向のソリッド壁面の実際の面積) / (シミュレーションで使用されるソリッド壁面の面積)

たとえば、次に示す場合では、はんだ周辺の表面積を考慮するために、多数のはんだの内、1 つのはんだの周辺からセルを 1 つ取り出しています。



このセルに関連した 3 つの面積があります。

この場合、形状ファクターは =

セルの長さ(正方形セルを仮定)を 、はんだの直径を 、キャビティの肉厚(はんだの高さに等しい)を とした場合、