温度上昇による成形品の応力への効果をシミュレーションするために、モデルに熱荷重を設定できます。
熱荷重 (摂氏または華氏) をモデルの選択した要素に適用できます。熱荷重は選択した要素の表側/裏側の温度変化として表されます。メッシュ要素の表側/裏側は、メッシュ方向で決定されます。要素の表側はメッシュ方向の正方向に、裏側はその逆方向に面します。
モデルに熱荷重を適用して、実際の成形シナリオをシミュレーションします。金型内の特定の表面で温度上昇が予想される場合、該当する成形品モデル サーフェスに熱荷重を適用してシミュレーションします。
熱荷重の簡単な例を下図に示します。たとえば、この場合は 30℃ の熱荷重(温度上昇)がサーフェスの裏側に適用されています。