このタスクでは、Autodesk Simulation Moldflow Insight とともにインストールされるその他の VB スクリプトについて学習し、VB スクリプトのヘルプ ドキュメントにアクセスする方法を学習します。
をクリックし、ドロップダウン メニューから[コマンド ライン]を選択します。
- [コマンド ライン]ダイアログ ボックスが開くので、テキスト フィールドに「HELP」と入力し、[実行]をクリックします。
- テキスト ファイルが開きます。このファイルには、製品に同梱されている各 VB スクリプトの機能についての簡単な説明があります。このファイルの内容を読んで、これらの VB スクリプトで使用できる他の機能を確認してください。 終了したら、テキスト ファイルを閉じます。
- Autodesk Simulation Moldflow Insight とともにインストールされる VB スクリプトの中には、コマンド ラインから実行するときにパラメータ値の入力を必要とするものがあります。このようなスクリプトの 1 つを調べ、パラメータ値を必要とする他のスクリプトを識別する方法を学習します。[コマンド ライン]ダイアログ ボックスが開いていることを確認します。
- テキスト フィールドに「HELP DT」と入力し、[実行]をクリックします。
- ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスには、スクリプトを正常に実行するために必要な情報の概要が表示されます。たとえば、次のような情報があります。
- スクリプトが実行する機能に関する情報 (DESCRIPTION)
- スクリプトを実行するためにコマンド ラインで入力する必要のある内容に関する情報 (SYNTAX)
- スクリプトを実行するためにコマンド ラインで入力する必要があるパラメータ値に関する情報 (PARAMETERS)
- スクリプトに関するその他の情報 (NOTES)
-
DT
スクリプトは横方向または縦方向にモデルを移動(パン)することがわかります。
- [OK]をクリックして、情報ダイアログ ボックスを閉じます。
- [コマンド ライン]ダイアログ ボックスに「DT」と入力し、[実行]をクリックします。
必要な引数を指定していないことを示すダイアログ ボックスが開きます。ダイアログ ボックスのコメントを読んで、[OK]をクリックします。このスクリプトを実行できなかったのは、-1~1 の移動値を入力しなかったためです。これらの値を入力し、スクリプトを再実行します。
- [OK]をクリックして、情報ダイアログ ボックスを閉じます。
- [コマンド ライン]ダイアログ ボックスのテキスト フィールドに「DT 0.5 0.5」と入力し、[実行]をクリックします。
1 番目の値は横方向の移動量で、2 番目の値は縦方向の移動量です。モデルは、右方向へは画面右端までの中間点、上方向へは画面上端までの中間点まで離れた位置に移動します。
- [コマンド ライン]ダイアログ ボックスのテキスト フィールドに「DT 0.5」と入力し、[実行]をクリックします。
モデルは、画面右端までの全距離を移動し、画面からはほぼ見えなくなります。
- [コマンド ライン]ダイアログ ボックスのテキスト フィールドに「DT -1 -0.5」と入力し、[実行]をクリックします。
モデルは画面の中央付近に移動して戻ってきます。
注: その他のスクリプトがコマンドライン パラメータを必要とするかどうかを確認するには、[コマンド ライン]ダイアログ ボックスに「HELP <スクリプト名>」と入力します。ダイアログ ボックスが開き、パラメータを必要とする場合は、その説明が表示されます。このチュートリアルで既に実行した
INJPTS_3D
スクリプトのように、コマンド ライン パラメータを必要としないスクリプトもあります。
API の詳細については、オンライン ヘルプの「
API
」を参照してください。API の使用方法についての詳細情報、API VB スクリプトのサンプル、Visual Basic プログラミングに関する参考資料、および API コマンド リファレンスがあります。