Abaqus へのインターフェース(Midplane)

さらに構造解析(通常、応力解析)をするために、Midplane モデルの充填+保圧および繊維配向解析結果を一部の Abaqus 入力ファイルにエクスポートできます。

Autodesk Simulation Moldflow Insight 解析によって提供される有限要素モデルと結果データを使用し、充填、保圧および繊維配向を含む成形解析からの残留応力結果に基づいて、Abaqus/Standard では収縮および反り解析を実行できます。さらに、Abaqus/Standard では、残留応力の有無にかかわらず、構成部分に対して構造解析を実行できます。

Abaqus へのインターフェース

ソルバー パラメータの[Abaqus オプション]ダイアログ ボックスには、次の 3 つのエクスポート オプションがあります。

注: Autodesk Simulation Moldflow Insight で「~」という文字が含まれる *.osp ファイルが生成された場合は、この文字を削除して名前を変更してください。変更しない場合、Abaqus はファイルをインポートできません。
Abaqus 用の Autodesk Simulation Moldflow インターフェースでは、インターフェース ファイルを読み込み、次のファイルを生成します。
Abaqus 入力(.inp)ファイル
ノード座標、要素トポロジー、およびセクションの定義などのモデルデータが含まれます。等方性材料を使用している場合は、入力ファイルには材料特性データも含まれます。
中間 (.shf) ファイル
各要素の各レイヤーの薄層材料データが含まれます。(このファイルは、層状の空間的に変化する材料を使用する場合にのみ作成されます。)
初期応力 (.str) ファイル
初期応力データが含まれます。(Abaqus/ Autodesk Simulation Moldflow の実行時に、ユーザーはこのファイルを省略するように要求して初期応力データを無視できます。)適用する場合は、中間ファイルと初期応力ファイルは、初期ステップで Abaqus/Standard に読み込まれます。

仮定

層状の空間的に変化する材料を使用する場合、Abaqus 用の Autodesk Simulation Moldflow インターフェースは次を仮定します。

等方性材料を使用する場合、Abaqus 用の Autodesk Simulation Moldflow インターフェースは次を仮定します。