ワークセットは、壁、ドア、床、または階段などの要素のコレクションです。
ワークセットは、ダクト、エア ターミナル、エア ハンドラなどの要素のコレクションです。
作業する際にワークセットにあるオブジェクトの所有権を持つかどうかの重要な違いは、ワークセットを編集可能にできるか、ワークセットから借用するかにあります。
Revit でワークセットを編集可能にすると、ワークセットのすべてのオブジェクトの所有権を持つことになります。1 人のユーザだけが1 度にそれぞれのワークセットを排他的に編集できます。すべてのチーム メンバーは、他のチーム メンバーが所有するワークセットを確認できますが、変更することはできません。この制限によって、プロジェクト内に矛盾が発生するのを防ぎます。
所有していないワークセットから要素を借用することはできます。詳細は、「要素を借用する」を参照してください。
一般的に、使用する中央モデルのローカル コピーで作業することをお勧めします。ワークセットを編集可能にすることはお勧めしません。別のチーム メンバーによって編集中である要素を編集するときには、自動的に要素の借用者となり、必要な変更を行うことができます。作業中は頻繁に中央ファイルと同期することをお勧めします。既定では、同期によって借用した要素は放棄され、他のチーム メンバーは要素を編集できるようになります。
プロジェクトの部分を保持しておく場合にはワークセットを使用することで、割り当てられたユーザのみがそのワークセットで要素を編集可能となります。 また、ワークセットを作成する場合には、次の利点も考慮に入れてください。