解析投影のガイドラインは、要素、要素自体(梁、柱、床、または壁であるかどうか)、作成順序、および指定された投影プロパティに関連する、追加の要素の存在に基づきます。
線要素の投影参照は、梁のローカル座標系に関連して、水平または垂直に定義されます。水平面(Y 方向)の投影参照には、梁のグリッド、側面、および中心が含まれます。垂直面(Z 方向)の投影参照には、レベル、梁の上部、梁の中央、および梁の下部が含まれます。名前が付けられている参照面は、適切な場合に水平および垂直の投影に含まれます。傾斜した平面はすべて、各投影リストに含まれます。両方の投影面が傾斜した参照面を参照する場合、投影点は位置基準を通る傾斜した平面に対して垂直です。
水平位置
直線解析モデルは、特定の参照面またはグリッドに対して水平に投影できます。次の図では、柱はグリッド A に対して水平な参照面に投影し、梁はグリッド 1 に投影しています。
構造柱と梁が結合されている場合、同じ参照面またはグリッドに投影できます。次の図では、柱が参照面に投影されています。柱と梁の間のパラメトリック関係が、梁の解析投影として示されており、それらの柱に接触するように調整されています。
| 既定の解析接触 | 参照面に投影されている柱 |
|---|---|
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構造床および基礎スラブなどの平面要素の場合、サーフェス全体を作業面に投影できます。サーフェスのエッジも作業面に投影できます。投影ではこれらの要素の平面の種類が維持されます。
垂直位置
- 垂直方向で、構造床による解析用投影面の位置の定義が行われます。
- 壁の上と下の垂直方向の投影面は、構造床の解析用投影面に調整されます。
- 柱の上と下の垂直方向の投影面は、構造床の解析用投影面に調整されます。同様に、柱は隣接する梁を投影しようとします。
構造床は、自動検出動作で常に優先されます。
- 梁の解析用投影面は、構造床の解析用投影面に調整されます。
同じカテゴリの要素への投影
- 同じカテゴリ(床と床または壁と壁)の要素では、自動検出は作成順序に基づき、最初に作成した要素に最高優先度が与えられます。
- この規則の例外は、これらのいずれかの要素で、解析プロジェクトパラメータが[投影]に変更された場合です。この場合は、その要素が最高優先度を持ちます。たとえば、壁 1 が最初に作成された壁で、続いて壁 2、壁 3 の順序で作成し、これらの壁すべてを[自動検出]に設定します。壁 2 の水平位置が中心線に変更されると、壁 3 と壁 1 の解析投影が、壁 2 の中心線に位置合わせされます。