冷暖房負荷分析を実行する

冷暖房負荷分析によって、建物モデルの冷暖房需要が決定されます。建物モデルのすべてのエリアにスペースが配置されてゾーンが作成され、冷暖房負荷分析のプロジェクトを準備した後に、次の方法を使用して、冷暖房負荷分析を行うことができます。

• Revit 内の統合ツールを使用して、負荷の計算とレポートの作成を行う。
• プロジェクト情報を書き出すことで、gbXML (Green Building XML)ファイルを作成する。この方法では、[冷暖房負荷]ダイアログと同じツールを提供する[gbXML 書き出し]ダイアログを開きます。このダイアログは、負荷の計算とレポートの作成ではなく、冷暖房情報の gbXML ファイルへの書き出しが行える点が異なります。

  gbXML ファイルには、プロジェクト用のスペースとゾーンを含むすべての冷暖房情報が入っています。このとき、冷暖房負荷分析を行うサード パーティの負荷分析ソフトウェアに、gbXMLファイルを読み込むことができます。

  建築設計者が建物プロジェクトのエネルギー消費特性についての情報を得られるように、gbXML オープン スキーマが作成されていますgbXML スキーマの詳細については、Web サイト http://www.gbxml.org で gbXML を参照してください。