圧力損失の計算

Revit では、配管のジオメトリと粗さ、流体密度、および流体粘度に基づいて、配管内の圧力損失が計算されます。密度と粘度の値は、[機械設定]ダイアログで指定されます。粗さは、配管/配管継手のコンポーネント ファミリのタイプ プロパティで指定されます。

次の例は、温度が華氏 60 度で流量率が 100 ガロン/分の水が流れる、4" 炭素鋼配管の 100 フィート セグメントの圧力損失が Revit により計算される方法を示しています。

Revit は、次の数式を使用して圧力損失を計算します。

Revit は、次の数式を使用して平均流体速度(V)を計算します。

Revit は、次の数式を使用してレイノルズ数(Re)を計算します。

Revit は、次の式を使用して摩擦係数(f)を計算します。

Revit は、次のようにして Darcy-Weisbach の等式を計算します。

dpf=f*L*p*V*V/ (D*gc*2)=0.0162875*100*62.36*2.520241077*2.520241077/ (0.3355*2*32.2*144)=0.207 psi。