エッジのマージは指定された許容値より小さな湾曲角度で共通の頂点で交差するエッジを統合します。このツールの利点は、特に微小なエッジの数を減らすことにより、全体的なメッシュ密度を減らして解析時間を短縮することです。
屈曲点は、開先正接角度によって決まります。この角度には、エッジのマージダイアログで15度の上限が定められています。
エッジのマージにアクセスするには、設定(タブ)> セットアップタスク (パネル)> ジオメトリツールをクリックし、エッジのマージタブをクリックします。
または、デザインスタディバーのジオメトリブランチを右クリックし、編集...を選択します。
エッジのマージについて
エッジのマージは、2つ以上のエッジが頂点で交差する場合は無効となります(左図)。同様に、指定された角度よりも大きな開先角度 で交差するエッジもマージされません(右図)。
エッジのマージを使用する
エッジのマージタブがアクティブな場合、マージできるエッジに矢印が表示されます。マージされたエッジのないジオメトリに作成されるメッシュも表示されます。
![]() |
![]() |
マージするエッジは、開先角度を選択することで特定されます。エッジを直接選択する方法はありません。プロセスは、以下のようになる。
エッジのマージ後のメッシュイメージ: