固体オブジェクトの温度勾配が過剰な場合、応力が発生し、材料が破壊される可能性があります。ここで熱応力の効果をシミュレートするため、Simulation CFD の熱伝達シミュレーションの結果を Autodesk® Sim 360™ 熱荷重として使用できます。
CFD シミュレーションが終了した後、まず結果をエクスポートする必要があります。
Simulation CFD で、結果がデータ パッケージ ファイルとして保存されます。次に、データ パッケージを Simulus の構造シミュレーション モデルにインポートできます。
応力シミュレーションの詳細については、ここをクリックしてください。
Simulation CFD の解析から得られる温度の結果は、Autodesk® Simulation Mechanical で熱応力解析を行うための基礎データとしても使用できます。Simulation CFD で熱伝達解析が完了したら、Simulation Mechanical で CAD モデルを起動し、熱応力解析を定義する設定を割り当て、温度のソースとして Simulation CFD のデザイン スタディ ファイルを選択します。Simulation Mechanical の相互運用性に関する追加情報については、ここをクリックしてください。
デバイス、エンクロージャ、または構造内の流れを可視化するには、ウォークスルー機能が適しています。この方法では、物理的にモデル内部から見ているように、結果が表示されます。
モデルに「入る」には:
画面移動、ズーム、回転コマンドを使用して、移動してモデルの内部フィーチャを表示できます。また、[見回す]と[ウォーク]コマンドを SteeringWheels で使用できます。
SteeringWheels の詳細については、ここをクリックしてください。
方向および熱流束の大きさの両方を視覚化するには、壁面熱流束ベクトル量を表示します。これはグローバル、平面、等値面のベクトル結果メニューで使用できます。
Simulation CFD 2014 では、壁面上の力と熱流束の計算が向上しています。
壁面の計算の詳細については、ここをクリックしてください。