逆止弁

逆止弁は、ユーザーによって指定された最小値に流量が達した場合に閉まり、ほとんどの場合逆流を防止するために使用されます。抵抗パラメータを使用して逆止弁は表現され、ジオメトリのモデル化に必要な作業が軽減されます。

逆止弁の適用

  1. 材料クイック編集ダイアログを開きます。次の方法があります:
    • マウス左ボタンで部品をクリックし、状況依存ツールバーの編集アイコンをクリックします。
    • 部品を右クリックし、編集...をクリックします。
    • デザインスタディバーの材料ブランチの下にある部品名を右クリックし、編集...をクリックします。
    • 材料状況依存パネルで編集をクリックします。
  2. 1つ以上の部品を選択します。
  3. 材料データベース名メニューからデータベースを選択します。
  4. 種類メニューより、逆止弁を選択する。
  5. 名前メニューから材料を選択します。
  6. 流れ方向を指定するには、流れ方向の行でポップアウトダイアログを開く。流れ方向として直交座標方向を選択するには、グローバルX、Y、Z軸のいずれかを選択します。方向をグラフィック表示から設定するには、サーフェス選択ボタンをクリックし、サーフェスを選択します。流れ方向は選択されたサーフェスに垂直になります。
  7. 適用をクリックします。

逆止弁の材料に指定された部品は、押し出しメッシュ作成するべきではありません。Autodesk Simulation CFD は、押し出し要素を含む逆止弁に対応していません。

逆止弁の作成と編集

  1. 材料パネルで材料エディタをクリックし、材料エディタを開きます。
  2. リストボタンをクリックします。
  3. カスタムデータベースを右クリックし、新規材料を選択します。逆止弁を選択します。名前を指定します。
  4. 定義したい物性値のボタンをクリックする。
  5. それぞれの物性値について、変化方法を選択し、適切な値と単位を入力し、適用をクリックします。
  6. 必要に応じて、[保存]をクリックします。
  7. OK をクリックします。材料クイック編集ダイアログを開くと、新しい材料を使用できます。

デフォルト材料データベースには、すべての材料タイプに対して最低でも1つのインスタンスが含まれています。新しい材料を作成する際は、デフォルト材料を例として用いるのが便利です。これらの材料は読み取り専用であるため、材料エディタによりオリジナルをカスタムデータベースにコピーし、その内容を変更します。既存材料からの材料作成についての詳細