LCN ファイルの作成

入力ファイルまたは Recall Input ファイル(.LCN)には、インタラクティブに実行した節点結果の変換に入力した内容が保存されます。その結果、.LCN ファイルは、同様の 3 つのセクションに分割されます。これらのセクションは、3 つのタブとして節点結果の変換に表示されます。入力のテキスト ファイルを作成する場合の最良の方法は、節点結果の変換を実行し、すべての値を適切に入力して、[入力内容を保存]ボタンをクリックする方法です。ただし、モデルをまだ解析していない場合、節点結果の変換では、既存結果ファイルなどを指定できません。このような場合には、2 つのオプションがあります。

  1. 既に完了している同様の解析を使用して、節点結果の変換の入力を入力し、.LCN ファイルに保存します。次に、その .LCN ファイルを編集して、解析をまだ実行していないモデル用に調整します。このオプションのほうが優れています。
  2. 次の表の 3 つのセクションのそれぞれから目的のテキストを切り取り貼り付けて、すべての ?? を任意の入力に置き換えてテキスト ファイルを作成します。! に続く行および行の一部は、削除することができます。

すべての場合において、True または False はそれぞれ 1 または 0 に置き換えることができます。

節点結果の変換では、行ごとの キーワードの検索により .LCN ファイルが読み込まれます。コロン(:)の左側のテキストは変更しないでください。 空行およびコメント(! に続く)は、 削除したり追加することができます。入力の大文字/小文字は区別されません。

テキスト形式の新規結果ファイルの作成、追加または上書きを実行できます。バイナリ形式の新規結果ファイルは、作成および上書きのみを実行できます。どちらの形式でも、Recall ファイルで作成を指定する場合に、新規結果ファイルが既に存在すると、ファイルがまず最初にクリアされることを確実にするために、上書きに切り替えられます。

  1. 入力ファイルおよびオプション
    • 1a. 既存の結果ファイルがバイナリ形式の場合、次のテキスト行を使用して、ファイル名を指定します。

      節点結果の変換の荷重ケース/節点リスト: 1.06

      ! ! の後ろの空行およびコメントは、 無視されます。

      既存の結果ファイル..: ??

      既存の結果ファイル タイプ: バイナリ

    • 1b. 既存の結果ファイルがテキスト形式の場合、次のテキスト行を使用して、ファイル名およびオプション(?? エントリ)を指定します。

      ! 節点結果の変換の荷重ケース/節点リスト: 1.06

      ! ! の後ろの空行およびコメントは、 無視されます。

      既存の結果ファイル..: ??

      既存の結果ファイル タイプ: テキスト

      ! 入力テキスト オプション:

      列区切り: ?? ! 以下の表の許容エントリ

      各行の荷重ケース番号: ?? ! true または false

      各行の節点番号。: ?? ! true または false

      各行の数量を無視。: ?? ! true または false

  2. 出力ファイルとオプション
    • 2a. 新規結果ファイルがバイナリ形式の場合、次のテキスト行を使用して、ファイル名、新規ファイルを上書きするか新規に作成するか、6 つの自由度ごとの調整値を指定します。

      新規結果ファイル。: ??

      作成または上書き: ??

      新規結果ファイル タイプ..: バイナリ

      調整値の大きさ: ??, ??, ??, ??, ??, ??

    • 2b. 新規結果ファイルがテキスト形式の場合、次のテキスト行を使用します。

      新規結果ファイル。: ??

      作成、追加、上書き: ??

      新規結果ファイル タイプ..: テキスト

      ! 出力テキスト オプション:

      列の上のテキストの見出し..: ?? ! true または false

      各行の荷重ケース番号。: ?? ! true または false

      各行の節点番号: ?? ! true または false

      異なる荷重ケース間に空行を追加:: ?? ! true または false

      単一の行で結果をグループ化。: ?? ! true または false

      列区切り: ?? ! 以下の表を参照

      数値形式: ?? ! 汎用、固定、または学術

      ! 固定または学術の場合は、次の 2 つの行を含む。

      ! 汎用形式では、次の 2 つの行を含めない

      小数点以下の桁数。: ??

      小数点の位置合わせ..: ?? ! true または false

      ! 固定の場合は、次の行を含む。

      ! 汎用および学術では、次の行を含めない。

      先頭桁数: ??

      出力する調整値の列: ??,??,??,??,??,?? ! true false

      出力する大きさの列の合計: ??,?? ! true または false

      調整値の大きさ: ??,??,??,??,??,??

  3. 荷重ケースおよび節点の出力
    • 3a. ケースを指定、すべての節点、荷重ケース リストを使用するには、次のテキスト行を使用します。

      荷重ケースおよび節点出力: ケースを指定、すべての節点

      ! 各荷重ケースの行は、* で開始する

      ! 複数のエントリを区切る場合は、*1-5,10-15 のように - および/または , を使用する

      *??

    • 3b. 荷重ケースおよび節点を指定、および荷重ケース スプレッドシートを使用する場合は、次のテキスト行を使用します。

      荷重ケースおよび節点の出力: 荷重ケースおよび節点を指定

      ! 各荷重ケースの行は、* で開始する

      ! 対応する節点のリストを含む荷重ケースの各行に従う。

      ! 複数のエントリを区切る場合は、1-5,10-15 のように - および/または , を使用する

      *?? ! 荷重ケースのセルのエントリ

      ?? ! 節点セルのエントリ必要に応じて節点セルに複数の行を使用します。

区切り 既存の結果ファイル 新規結果ファイル
, [カンマ] はい はい
; [セミコロン] はい はい
[タブ] はい はい
[改行] いいえ はい
[スペース] はい はい
すべてのユーザ指定テキスト。区切りにスペースを含める場合は引用符 "" で囲む。 はい はい