データベースを編集して一般的な関数を実行する

次の一般的な関数は、データベースを編集することで容易に実行できるようになります。これらの方法は、項目が多数あり、インタフェースで個別に定義すると作業に長い時間がかかる場合に有効です。

各モデルには、5 つのデータベース ファイルがあります。これらは、[解析] [解析] [モデルをチェック]を選択するか、[解析] [解析] [シミュレーションを実行]を選択して、モデルのチェックまたは解析を実行したときに作成されます。.dbf 形式を Microsoft Access データベース形式に変換すると、これらのファイルは .mdb ファイルの 5 つのテーブルになります。.dbf 形式をテキスト ファイルに変換すると、これらのファイルはの 5 つの .csv ファイルになります。各 .csv ファイルは .mod フォルダに格納されます。次の表では、これらのファイルに格納される名前および情報について説明します。

テーブルまたはファイル 情報
ElemCond
  • 要素に基づいた荷重(圧縮、発熱、電流源など)が適用された要素
  • 要素に基づいた荷重の方向
注: データベースの変換前にモデルのチェックを実行しないと、このテーブルの情報はなくなります。
Elements
  • すべての要素の材料、特性、およびサーフェス ID
  • 各要素を定義する節点
注: データベースの変換前にモデルのチェックを実行しないと、このテーブルの情報はなくなります。
Model
  • すべてのパーツの材料特性
  • すべてのパーツの要素定義オプション
  • グローバル オプション
  • 単位系
  • 指定したメッシュ作成オプション
NodeCond
  • 節点荷重が適用された節点
  • 荷重の方向
注: データベースの変換前にモデルのチェックを実行しないと、このテーブルの情報はなくなります。
Nodes
  • 各節点の座標
  • 各節点の自由度
注: データベースの変換前にモデルのチェックを実行しないと、このテーブルの情報はなくなります。
注: モデルのジオメトリまたは荷重パラメータを変更する場合、ジオメトリおよびグラフィックスは変更に反映されません。変更を有効にするには、DOS プロンプトからプログラム asd2fem.exe を実行する必要があります。これにより、変更が反映された FEA モデル ファイル(.fem)が作成されます。詳細については、「データベースから Autodesk Simulation ファイルを生成する」を参照してください。