データベース変換ユーティリティは、複雑な解析の設定を簡潔にするために利用する場合があります。このオプションは、[ツール][オプション]
[データベース変換] コマンドより利用することができます。[データベース変換] ダイアログが表示されます。
[変換するモデル] フィールドより、編集したいデータベースのためのモデルの.asd ファイルを選択します。[参照]ボタンを押し、コンピューターを検索し位置を特定します。.asd ファイルは、モデルが作成された model.ds_data フォルダ下にある設計シナリオ内に保存されています。(フォルダ、ファイル構成の概要に関しては、[解析の設定と実行]>[ファイルの拡張子]のページを参照してください。)
変換したいデータベースのもともとの形式を[元の形式]フィールドで指定します。このモデルを元のモデルから変換しようとしている場合は、このドロップダウン ボックスで[ネイティブ フォーマットFoxPro Database (*.dbf)]を設定します。このモデルを別の形式からネイティブ フォーマットへ戻している場合は、データベースを編集するために使用した形式を選択します。
[出力形式]フィールドでは、希望する変換後のデータベース形式タイプを選択します。Microsoft Access Database (97 または 2000)、テキスト ファイル形式より選択することができます。テキスト ファイル形式を選択した場合、データベースはスプレッドシート プログラムで開くことができる .csv ファイルへと変換されます。データベースをすでに編集済みで、Autodesk Simulation のネイティブ フォーマットへ変換を戻す場合は、ネイティブ フォーマット- FoxPro Database (*.dbf)]を選択します。
[警告のタイミング]ドロップダウン ボックスより、データベースの置き換えをどのタイミングで変換機能に警告して欲しいかを指定することができます。[常に置き換えるタイミングで]を選択すると、[変換]ボタンを押すたびに、警告が発せられます。(初めての置き換えを除く)[置き換えられるデータベースの方が新しい場合]を選択すると、新しいデータベースを古いデータベースで置き換えようとするたびに、毎回警告が発せられます。[置き換えない]を選択すると、警告は発せられず、既存のファイルは毎回上書きされます。
希望する設定を選択したら、[変換]ボタンを押します。各データベースでいくつの入力内容が変換されたかを示すステータス ダイアログが表示されます。ファイルをMicrosoft Access データベースへ変換した場合、モデルの保存場所に filename.mdb ファイルが作成されます。 テキスト ファイルに変換した場合は、モデルが保存されているディレクトリの filename.mod サブフォルダ内に 5 つの .csv ファイルが作成されます。この 5 つのファイルが、ユーザが編集できるテキスト ファイルです。.csv ファイルは、Microsoft Excel やスプレッドシート タイプのプログラムやテキスト エディタで開くことができます。
データベースへ必要な変更を加えたら、モデルを元の[Native Format - FoxPro Database (*.dbf)]へ戻すために、再度変換を行う必要があります。