FEA エディタまたは[結果]環境の[解析] [解析]
[最適化]を使用して、[設計最適化]ダイアログにアクセスします。[パフォーマンス]タブでは、設計最適化の目標および拘束を指定します。最小化/最大化する結果または制限値を設定する結果を検討します。目標を追加する場合は[行を追加]をクリックし、既存の目標を削除する場合は[行を削除]をクリックします。
[パフォーマンス]タブで指定できるオプションを次に示します。
[目標/拘束]列のセルを選択し、指定可能な目標をドロップダウン リストから 1 つ選択します。次の目標を指定できます。
[荷重ケース]列では、目標で使用する解析結果のセットを指定します。指定できる値は、0 または特定の番号です。0 を指定すると、すべての荷重ケースが[目標/拘束]で使用されます。荷重ケース番号と解析タイプには次の対応関係があります。
[タイプ]列では、目標の処理方法を指定します。設計最適化ごとに最小化または最大化する目標を 1 つ指定する必要があります。ただし、複数の目標を指定することはできません。上限または下限には任意の数の目標を設定できます。
[パーツ]列では、目標の対象となるパーツを指定します。指定できる値は、0、[すべて]、または特定のパーツ番号です。0 または[すべて](引用符は付けません)を指定すると、モデルのすべてのパーツが[目標/拘束]で使用されます。たとえば、目標として[最大応力]を指定し、[パーツ]を[すべて]に設定すると、すべてのパーツの応力がチェックされます。このため、最適化対象でないパーツの応力も最大応力として選択される場合があります。この場合、他のパーツを変更してもこの応力は影響を受けません。そのため、[すべて]を指定する代わりに、目標の行を数回繰り返して指定する方法もあります。ただし、[パーツ]列では目標ごとに指定できるパーツは 1 つだけです。
[現在の値]列では、設計変数の現在の値に基づいて、目標の現在の値を指定します(必ずしもモデルの作成時に入力した値とは限りません)。正確な値を指定する必要がありますが、厳密に値を指定する必要はありません。最適化アルゴリズムでは、解決への出発点として目標の現在の値が使用されます。これらのパラメータは、設計変数により正規化され、アルゴリズムで使用されます。したがって、入力値が正確なほど、解決の質は高くなります。設計最適化の結果のグラフもユーザが入力した現在の値が始点になります。
[制限値]列では、目標の制限値を指定します。上限拘束の場合、制限値は最大許容値になります。下限拘束の場合、制限値は最小許容値になります。