選択グループを使用すると、パーツ、エッジ、サーフェス、線、頂点など、タイプが共通する複数のエンティティをグループ化できます。ブラウザでグループを 1 回クリックするだけで、グループを構成するエンティティをすべて選択できます。
選択グループを使用することで、多くの処理の迅速性と効率性が向上します。たとえば、外部パーツやサーフェスを非表示にすると、内部パーツや重要なパーツを表示することができます。対象の外部パーツやサーフェスを選択グループにグループ化すると、これらの表示/非表示をグループ単位で切り替えることができます。また、MES でのサーフェス間接触ペアを定義する場合など、より高度な選択グループの機能を使用することもできます。複数のサーフェスを 1 つのグループに統合し、接触項目の 1 つとしてグループを定義できます。
選択グループを作成する
- ブラウザまたはグラフィックス ウィンドウで、共通するタイプのオブジェクトを選択します。
- グラフィックス ウィンドウ内で右クリックします。
- [選択グループ]をクリックします。
- [新規グループを作成]をクリックします。
注: 選択グループを既に定義している場合、オブジェクト タイプが同じであれば、新規グループを作成する代わりに、選択したオブジェクトを既存の選択グループに追加することができます。また、選択したオブジェクトを選択グループから除外することもできます。
グループを表示するには、ブラウザの[選択グループ]フォルダを展開します。
選択グループを使用して作業する
既存のグループに対してさまざまな操作を実行できます。必要に応じて、次の操作を選択します。
- 選択したオブジェクトを既存のグループに追加する
- 選択したオブジェクトを既存のグループから除外する
- 選択したオブジェクトで構成されるグループを一覧表示する
- グループ間でオブジェクトを移動する
- グループ間でオブジェクトをコピーする
- グループからオブジェクトを除去する
ヒント: 選択グループは、異なるパーツのオブジェクトで作成できます。ただし、MES 解析の場合、同じパーツのオブジェクトにグループを限定すると、設定時間および解析時間が短くなります。
注: 選択グループおよびその応用の詳細については、Wiki ヘルプの選択グループの基本スキル ビデオを参照してください。