解析を実行する
FEA エディタまたは[結果]環境の[解析] [解析]
[最適化]を使用して、[設計最適化]ダイアログにアクセスします。解析の実行には、[解析]プルダウン メニューが使用されます。プルダウン メニューから、次のいずれかを選択してください。
解析中、プロセッサ ログ ファイルを表示することにより、表示ウィンドウに進行中の結果が表示されます。設計最適化の実行後、ログ ファイルで最終の反復を確認してください。テキスト「** 拘束の変更は限度未満です(** The change of constraints are less than limit!)」が表示される場合は、収束できたことを示しています。収束できなかった場合には、テキスト「** 最大反復に達しました(** Maximum iteration has been reached!)」が表示されます。
最適化が収束したか、最大反復回数に達したかにはかかわらず、[最適な目標/拘束]の値のテーブル(図 1 参照)を確認してください。拘束の値は、下限または上限に近いことが必要ですが、ユーザによって入力される許容範囲の値によっては、拘束の値が完全には限度内に収まらないこともあります。結果が十分であるかどうかを判断することができます。違反(限度外)の数が許容できない場合は、[最大反復数]を大きくし、解析を再度実行してください。
01 | ** 拘束の変化は制限値を下回っています! | ||||
02 | |||||
03 | ** 11 回の反復後に最適化が完了しました(** Finished Optimization after 11 Iterations) | ||||
04 | |||||
05 | ** 最適な設計変数 **(** Optimum Design Variables **) | ||||
06 | |||||
07 | 設計 | 現在の値 | 下限 | 開始値 | 上限 |
08 | |||||
09 | 1 | 4.3402e-001 | 3.0000e-001 | 4.8000e-001 | 1.0000e+000 |
10 | 2 | 3.6666e-001 | 3.0000e-001 | 4.8000e-001 | 1.0000e+000 |
11 | 3 | 3.4084e-001 | 3.0000e-001 | 4.8000e-001 | 1.0000e+000 |
12 | 4 | 3.0001e-001 | 3.0000e-001 | 4.8000e-001 | 1.0000e+000 |
13 | |||||
14 | |||||
15 | ** 最適な目標/拘束の値 **(** Optimum Objective/Constraint Value **) | ||||
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17 | 目標/拘束 | 現在の値 | 制限値 | 変更/違反 | |
18 | |||||
19 | 目標 | 3.60380e+000 | 4.80000e+000 | 24.92083 % Decreased | |
20 | 第 1 拘束 | 3.00000e+004 | 3.00000e+004 | 0.000052 % 違反 | |
21 | 第 2 拘束 | 5.06292e-001 | 5.00000e-001 | 1.258394 % 違反 | |
22 | |||||
23 | ** 最適化が完了しました(** Finished Optimization !! )** | ||||
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25 | >> 最適化ログは beam.ds_data\2\ds_opt\ds.opt1optlog に保存されました(>> Optimization log was saved at beam.ds_data\2\ds_opt\ds.opt1optlog) | ||||
図 1: 収束した設計最適化解析の最終の反復
行番号は、次の説明用に追加されています。 |
2 つのユーザ入力の拘束を反復 1 回から次の指定に変更する回数がユーザ入力の許容範囲未満であるので、解析は収束しました(行 01)。 行 19 には目標が示されています(体積、最小化)。 [変更/違反]列には、最適設計がユーザ入力の現在値よりも 24.9% 小さいことが示されています。最初の拘束(行 20、応力)には、上限が 30,000 に指定されています。 最終的な最適値は、実質的にこの限度値でした。第 2 の拘束(行 21、変位)は、意図された上限である 0.5 インチを 1.26% 超過しました。 最終的な最適化変位の 0.506 インチは許容可能ですか? 判断に基づいて操作する必要があります(太字で示されたテキストは、この説明に対応して強調表示されています)。