水平尾翼は小さな翼のような形をしているため、こうした飛行機のパーツは、翼と同じ方法を使用してモデリングします。水平尾翼や翼は左右対称であるため、モデルを半分に分割し、[シンメトリ](Symmetry)モディファイヤを使用してメッシュを復元できます。こうすることで、水平尾翼と翼を 1 つずつ作成するだけで、飛行機の反対側はモディファイヤを使って処理できます。
レッスンの準備:
モデルを半分に分割して[シンメトリ](Symmetry)モディファイヤを追加する:
+X を押して、X 線表示をオフにします。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[選択を修正](Modify Selection)パネルで、
[ループ](Loops)パネルで、
([接続](Connect))を 3ds Max の[コネクト](Connect)ツールのキャディが表示されます。キャディで、新しいエッジ セットが完全に中央にくるよう、[スライド](Slide) (3 番目のコントロール)が 0 に設定されていることを確認して、
([OK])をクリックします。

これで、機体のモデルを分割する準備ができました。
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
[選択](Selection)タブ
[1/2ずつ](By Half)パネルで、X 軸が選択されていることを確認して、
これにより、P-47 の(機体から見た場合の)右半分が選択されます。

を押します。 
[モディファイヤ リスト](Modifier List)で、[シンメトリ](Symmetry)を選択します。 
これで、モデルの両側が再び表示されました。ただし、右側は[シンメトリ](Symmetry)モディファイヤによって生成されているため、左側に対して行った変更は、右側にも反映されます。
水平尾翼の土台となるエッジを作成する:
+X を押して、X 線表示を再度オンにします。 
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、また、リボン
[ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
([最終結果を表示](Show End Result))をクリックしてオフにします。これにより、設計図のイメージが若干見やすくなります。
[サブディビジョン サーフェス](Subdivision Surface)ロールアウトで、[ケージを表示](Show Cage)をオフにします。 
ケージを表示すると、スムージングを行うときに便利ですが、ここでは飛行機のジオメトリが見づらくなるだけです。
[編集](Edit)パネルで、この手順では、独立した頂点を作成して、水平尾翼の一番前と一番後ろのエッジに丸みを付けます。通常は、モデルに独立した頂点を作成することはお勧めしません。このため、この後すぐに、エッジを追加してこれらの頂点を他の頂点と接続します。


水平尾翼の押し出しを開始する:
+クリックして選択します。 
[ポリゴン](Polygons)パネルで、
([押し出し](Extrude))を 

トップ ビュー
[位置合わせ](Align)パネルで、

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ご覧のとおり、設計図のイメージの側面と上面にずれが生じています。特に図面の 1 つ(この場合は側面のイメージ)が縮小されている場合は、ずれが生じることがよくあります。次の手順では、側面より正確な上面のイメージとさらに一致するように頂点を調整します。

水平尾翼の一番後ろのエッジの調整
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フロント ビュー

水平尾翼の一番後ろのエッジの調整
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トップ ビュー

水平尾翼の一番前のエッジの調整
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フロント ビュー

水平尾翼の一番前のエッジの調整
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トップ ビュー


フロント ビューポートで、面を移動して、設計図のイメージとさらに一致させます。




レフト ビュー

パース ビュー