機体の端に取り付けられた上方向に伸びる尾翼は、専門用語では「垂直尾翼」と呼ばれます。
レッスンの準備:
- 前のレッスンの作業を継続します。
垂直尾翼の押し出しを開始する:
([ポリゴン](Polygon))サブオブジェクト レベルに切り替えます。 - トップ ビューポートで、機体の上部にある面を
クリックし、
+クリックして 2 つ選択します。ここから、尾翼の上の部分を「盛り上げ」ます。 
- これらの面を、垂直翼の最初のヒンジまで上に
押し出します。 
フロント ビュー
- リボン
[位置合わせ](Align)パネルで、
([軸 Y](Align Y))をクリックします。 3ds Max によって、2 つのポリゴンが水平になるように位置合わせされます。
フロント ビュー
注: どの軸に対して面を位置合わせすべきかは、ジオメトリをどのように作成したかによって異なります。この場合は、レフト ビューポートで円柱を基に機体を作成したため、Y 軸に位置合わせすると面が水平になります。別のモデルでは、いろいろと試してみて、位置合わせする軸を特定する必要があります。 - フロント ビューポートで、X 軸に沿って面を
スケールして 
移動し、設計図のイメージの尾翼のアウトラインと一致させます。 
- リボン [ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
([頂点](Vertex))をクリックします。 - フロント ビューポートで、尾翼上部の先端エッジにある 2 つの頂点を 領域選択します。
- トップ ビューポートをアクティブにし、Y 軸に沿ってこれら 2 つの頂点を スケールして頂点同士を近づけ、尾翼の幅を狭くします。
垂直尾翼を完成させる:
- フロント ビューポートで、尾翼の先端エッジの中央にある頂点を 領域選択し、X 軸に沿って 移動して、垂直翼の先端エッジに位置合わせします。
- リボン [ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、 ([ポリゴン](Polygon))をクリックします。
尾翼上部の 2 つの面が再びアクティブな選択になるはずです。アクティブにならない場合は、トップ ビューポートまたはパース ビューポートで、面を
クリックし、+クリックして 2 つを選択します。 - 尾翼上部の面を、垂直翼の上のヒンジの上部まで 押し出します。
フロント ビュー
- フロント ビューで、X 軸に沿って面を スケールおよび 移動して、尾翼のアウトラインを設計図のイメージと一致させます。
- 最後にもう一度、設計図のイメージに合わせて、尾翼上部より少し下の位置まで尾翼ポリゴンを 押し出します。
フロント ビュー
尾翼の下部で行ったように、尾翼上部のアウトラインを囲むように頂点を移動します。ただし、曲率を適切にモデリングするのに十分な頂点を得るため、まずはエッジのセットをさらに追加します。
- リボン [ポリゴン モデリング](Polygon Modeling)パネルで、
([エッジ](Edge))をクリックします。 - フロント ビューポートで、尾翼前方の固定された領域にある水平方向のエッジの 1 つをクリックして選択します。
- リボン [選択を修正](Modify Selection)パネルで、
([リング](Ring))をクリックします。 3ds Max によって、尾翼の前方部分を囲む平行なエッジとそれに対応する機体部分のリングが選択されます。
- リボン[ループ](Loops)パネルで、
([接続](Connect))を 
+クリックします。 3ds Max によって[接続](Connect)ツールのキャディが表示されます。
- 3 番目のコントロールである[スライド](Slide)を使用して、尾翼前方の固定された領域のほぼ中央に新しいエッジを配置します。
([OK])をクリックします。 - ([頂点](Vertex))サブオブジェクト レベルに切り替えて、領域選択を使用して頂点のペアを選択し、設計図のイメージに合わせて、尾翼のアウトラインに沿って頂点を 移動します。この段階で、尾翼中央の頂点のペアを移動して、設計図のイメージとさらに一致させてもよいでしょう。
([頂点](Vertex))を再度クリックして[頂点](Vertex)サブオブジェクト レベルを終了します。
作業を保存する:
- シーンに p47_fuselage_and_tail.max と名前を付けて保存します。