3ds Max の実行中に予期せぬクラッシュが発生した場合、プログラムは現在メモリに読み込まれているファイルの修復および保存を試みます。これはかなり信頼性の高い処理ですが、常に成功するとは限りません。また、修復されたシーンは、クラッシュ時に破損していることがあります。修復されたファイルは、設定済みの[自動バックアップ](Auto Backup)パスに保存されます。このファイルは、「<ファイル名>_recover.max」という名前でこのパスに保存されます。また、INI ファイルにも書き込まれ、アプリケーション メニューの最近使ったファイルに追加されます。そのファイルに戻りたいときには簡単に戻ることができます。
このクラッシュ修復システムを利用すると、オブジェクトのモディファイヤ スタック内の要素が破損したことがわかります。この場合、破損したオブジェクトが赤いダミー オブジェクトに置き換えられ、オブジェクトの位置とリンクされているすべてのオブジェクトの階層が保持されます。
[基本設定](Preferences)
[ファイル](Files)パネル
[ファイル処理](File Handling)領域で、[コピーファイルの作成](Increment On Save)にチェックマークを付けます。
[保存](Save)
[名前を付けて保存](Save As)を使用し、[増分](Increment)ボタン(+)をクリックします。作業中のファイルの増分コピーが保存されます。
[基本設定](Preferences)
[ファイル](Files)パネル
[自動バックアップ](Auto Backup)で、[使用可能](Enable)にチェックマークを付けます。