[Z 深度要素パラメータ](Z Depth Element Parameters)ロールアウト

[Z 深度](Z-depth)要素は、シーン内のオブジェクトの Z 深度、またはビュー内の深度のグレースケール表現です。一番近いオブジェクトが白で、シーンの深度が黒で表現されます。中間にあるオブジェクトはグレーで表示されます。グレーの色が濃いほど、オブジェクトがビュー内の奥にあることを示します。

このロールアウトでは、[Z 深度](Z-depth)レンダリングで表示されるシーンの部分を調整できます。既定では、レンダリングにビューの前面近くにあるオブジェクト(Z 最小値 = 100.0)が含まれ、シーンが 3ds Max 単位で 300 に拡張されます(Z 最大値 = 300.0)。シーンの深度が 300 単位以上になった場合は、Z 最大値を大きくする必要があります。

[更新](Update)オプションを使用すると、レンダリングされたビューでのオブジェクトの深度の範囲が 3ds Max によって自動的に決定されます。

インタフェース

Z 最小

[Z 深度](Z-depth)レンダリングに含める最小距離です。この値は 3ds Max の単位で表します。0.0 未満の値は使用できません。既定値は 100.0 です。

Z 最大

[Z 深度](Z-depth)レンダリングに含める最大距離です。これは、3ds Max 単位の値です。既定値は 300.0 です。

更新

レンダリングされたビューでのオブジェクトの深度の範囲を 3ds Max によって自動的に決定します。チェックマークを付けた場合、レンダリングの終了時に、3ds Max がレンダラーの決定に従って[Z 最小](Z Min)と[Z 最大](Z Max)の値を変更します。通常は、このチェック ボックスをオンにして一度テスト レンダリングを実行し、その後チェック ボックスをオフにします。