図面ファイルを読み込むと、3ds Max では AutoCAD、AutoCAD Architecture (旧 Architectural Desktop)、または Revit オブジェクトのサブセットが、対応する 3ds Max オブジェクトに自動的に変換されます。
読み込む図面ファイルを選択すると、[AutoCAD DWG/DXF 読み込みオプション](AutoCAD DWG/DXF Import Options)ダイアログ ボックスが表示されます。オプションを選択して読み込みを実行すると、編集可能メッシュ、編集可能スプライン、PRS コントローラが表示されます。ネストしたブロックはそれぞれの親子階層を保持した状態で、ブロック/スタイルの親として読み込まれます。また、1 つの図面オブジェクトからメッシュ ジオメトリとスプライン ジオメトリの両方ができる場合、オブジェクトはシーンでは「リンクされたジオメトリ」と呼ばれます。ブロック/スタイルの親およびリンクされたジオメトリのオブジェクトは、[修正](Modify)パネルのモディファイヤ スタックに表示されます。
AutoSurf または AutoCAD Designer では、メカニカル モデルを 3ds Max に書き出すときに AutoCAD の[3DSOUT]コマンドを使います。メカニカル モデルを分解してから最終的なファイルに読み込むこともできますが、AutoCAD の図面ファイルに表示されないデータがあります。
[AutoCAD DWG/DXF 読み込みオプション](Import Options)ダイアログ ボックスには、次の 3 つのパネルがあります(詳細は、それぞれのトピックを参照してください)。
[AutoCAD DWG/DXF 読み込み](AutoCAD DWG/DXF Import)ダイアログ ボックス: [ジオメトリ](Geometry)パネル
[AutoCAD DWG/DXF 読み込み](AutoCAD DWG/DXF Import)ダイアログ ボックス: [レイヤ](Layers)パネル
[AutoCAD DWG/DXF 読み込み](AutoCAD DWG/DXF Import)ダイアログ ボックス: [スプライン レンダリング](Spline Rendering)パネル
原点から非常に離れた場所に作成されたジオメトリや AutoCAD などのツール内に非常に大きなバウンディング ボックスが含まれるジオメトリを読み込もうとすると、3ds Max ビューポートや変換ツールが適切に応答しない場合があります。このようなジオメトリは、使用するときにカーソルが滑らかに移動しません。
たとえば、幅が 1 マイルのファイルがあり、システム単位がミリメートルの場合は、シーンの幅は 160 万単位にもなります。これは大きすぎます。システムの負荷を緩和するには、システム単位をフィートに変更します。
シーンのバウンディング ボックスの面で ± 1,000,000 システム単位より大きいものがある場合、次のダイアログ ボックスが表示されます。