[法線](Normal)モディファイヤを使用すると、[メッシュを編集](Edit Mesh)モディファイヤを適用せずに、オブジェクトの法線の統一や反転ができます。
たとえば、球や円柱など、手続き型オブジェクトの内外をひっくり返し、半径やセグメントの数などを制御しようとしても、そのオブジェクトを編集可能メッシュに集約できず、プリミティブの手続き型特性を保持できません。

球の法線を反転して、都市の上空にスカイ ドームを作成
モディファイヤ スタックを伝わるパッチ オブジェクトは、このモディファイヤによってメッシュに変換されません。[マテリアル](Material)モディファイヤに入力されたパッチ オブジェクトは、そのパッチ定義を保持します。
[法線](Normals)モディファイヤを使用するには:
[モディファイヤ リスト](Modifier List)で、[オブジェクト空間モディファイヤ](Object-Space Modifiers)
[法線](Normal)を選択します。 既定値では[法線を反転](Flip Normals)にチェックマークが付いているため、オブジェクトの裏表が逆になって表示されます。

法線を反転してオブジェクトの法線を統一し、すべて同じ方向に向けます。通常は外側に向けます。これは、オブジェクトの面を本来の向きに戻す場合に便利です。シーンの作成方法によっては、DWG または DXF ファイルの一部として 3ds Max にロードされたシーンの法線が不規則になることがあります。その場合は、このオプションで修正してください。
選択した 1 つまたは複数のオブジェクトの面のすべてのサーフェス法線の方向を反転します。既定値ではチェックマークが付いています。