Abaqus/CAE を使用してフィールド出力要求を定義する

荷重ステップを作成し、非線形解析コントロールを定義したので、結果ファイルへの出力を指定することができます。Simulation Composite Analysis によって生成された繊維および母材の損傷状態を Abaqus/Viewer で検査するには、まず結果ファイルに出力される状態依存変数(SDV)を要求する必要があります。
  1. メイン ツールバーから[Output] > [Field Output Requests] > [Manager]を選択し、[Edit Field Output Request]ダイアログ ボックスを開きます。表示されるダイアログ ボックスで[Edit]を選択します。
  2. 以下に示すように、SDV のボックスをオンにすることにより、[Output Variables]のリストにSDVを追加します。これで、状態変数が Abaqus 出力(.odb)ファイルに出力されるようになります。
    注: また、検査したい他の変数の出力を要求することもできます。
  3. 複合レイアップの各層の結果を表示するには、各層のセクション ポイントの出力を指定します。既定の設定では、階層要素の最上部および最下部のセクション ポイントでのみ出力します。この例では、24 の層に対してそれぞれ 1 つのセクション ポイント、つまり合計で 24 のセクション ポイントがあります。

  4. セクション ポイント 1, 2, 3, … , 23, 24 の出力を指定します。[Edit Field Output Request]ダイアログ ボックスは次のように表示されます。
  5. [OK]をクリックします。

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