ステップ定義を変更する

荷重ステップを変更し、Simulation Composite Analysis で最適に実行されるようにします。

多くの線形弾性解析では、ステップごとに必要な増分の数は 1 つです。ただし、破損の開始と伝播を視覚化するには複数の増分が必要なので、進行性破損をモデリングする場合は単一の増分では不十分です。『Simulation Composite Analysis ユーザ ガイド』の「非線形解析コントロール パラメータ」セクションで推奨される既定の非線形解析コントロールも変更されます。

  1. SUBCASE 1 エントリを見つけます。
  2. その下の行に NLSTEP = 1 と入力します。
  3. BEGIN BULK エントリを見つけます。
  4. その下の行に次のように入力します。
    $
    NLSTEP, 1, 1.0
     , GENERAL, 1000,
     , FIXED, 100,
     , MECH, PV, , 0.005
    $
ステップ 2 と 4 のエントリが一緒になって、非線形解析コントロールと解析のための時間増分を定義します。

これらの変更により、バルク データ ファイルの内容は次のようになります。
NASTRAN SYSTEM(444) = 1
NASTRAN SYSTEM(151) = 1
SOL 101
CEND
SUBCASE 1
   NLSTEP = 1
   SPC = 2001
   DISPLACEMENT(SORT1,REAL)=ALL
   SPCFORCES(SORT1,REAL)=ALL
   STRESS(SORT1,REAL,VONMISES,BILIN)=ALL
BEGIN BULK
$
NLSTEP, 1, 1.0
 , GENERAL, 1000,
 , FIXED, 100,
 , MECH, PV, , 0.005
$