概要 - 名前の付いたビューを使用する(VBA/ActiveX)

後で再使用するビューには、名前を付けて保存できます。そのビューが必要なくなれば、削除できます。

新しいビューを作成するには、Add メソッドを使用して新しいビューを Views コレクションに追加します。図面を保存すると、ビュー位置とビューの倍率が保存されます。

ビューを作成するときは名前を付ける必要があります。ビューの名前の長さは、文字、数字、特殊文字のドル記号($)、ハイフン(-)、アンダースコア(_) を含めて 255 文字までです。

名前の付いたビューを削除するには、単純に Delete メソッドを使用します。View オブジェクトの Delete メソッドは、親ではなく、その View オブジェクト自体にあります。

View オブジェクトを追加する

以下の例は View オブジェクト(viewObj)を追加します。

Sub Ch3_AddView()
  ' Add a named view to the views collection
  Dim viewObj As AcadView
  Set viewObj = ThisDrawing.Views.Add("View1")
End Sub

View オブジェクトを削除する

次の例は View オブジェクト(viewObj)を削除します。

Sub Ch3_DeleteView()
  Dim viewObj As AcadView
  Set viewObj = ThisDrawing.Views("View1")
  ' Delete the view
  viewObj.Delete
End Sub

Views コレクションから名前の付いたビューを削除する

次の例は Views コレクションからビューを削除します。

Sub Ch3_DeleteViewFromCollection()
  ThisDrawing.Views("View1").Delete
End Sub