ドキュメントがアイドル状態になったときに、コマンド文字列をポストしてドキュメントで実行します。
サポートされているプラットフォーム: Windows のみ
VBA:
object.PostCommand Command
タイプ: Document
このメソッドが適用されるオブジェクト。
アクセス: 入力のみ
タイプ: 文字列
ポストするコマンド文字列。
戻り値はありません。
コマンドを終了させるために、コマンド文字列の最後に、スペースまたは ASCII のキャリッジ リターン制御文字(vbCr)を使用してください。これは、キーボードの[Enter]を押すのと同じです。
このメソッドにより、AutoLISP 式を含む AutoCAD のコマンド ライン機能が処理されます。
ドキュメントがアクティブでない場合はアクティブ化されます。コマンド文字列は、ドキュメントがフォーカスされるまで実行されません。
このメソッドは非同期です。コマンド文字列を同期的に実行する必要がある場合は、SendCommand メソッドを使用します。
VBA:
Sub Example_PostCommand() ' This example sends a command for evaluation to the AutoCAD Command prompt ' of the current drawing ' Start creating a Circle in the active drawing ThisDrawing.PostCommand "._circle" & vbCr & "2,2,0" & vbCr MsgBox "CIRCLE command has been started, enter a radius to finish the command." End Sub
Visual LISP:
(vl-load-com) (defun c:Example_PostCommand() ;; This example sends a command for evaluation to the AutoCAD Command prompt ;; of the current drawing (setq acadObj (vlax-get-acad-object)) (setq doc (vla-get-ActiveDocument acadObj)) ;; Start creating a Circle in the active drawing (vla-PostCommand doc "._circle 2,2,0 ") (alert "CIRCLE command has been started, enter a radius to finish the command.") )