概要 - ビューの尺度を変更する(VBA/ActiveX)

正確な尺度により、イメージの拡大率を増減することができます。

ズーム倍率は、次のいずれかの方法を使用して指定することができます。

ビューを尺度変更するには、ZoomScaled メソッドを使用します。このメソッドは、入力として倍率と尺度変更タイプの 2 つの値を取ります。倍率は数値です。この数値を AutoCAD がどのように解釈するかは、選択する尺度変更タイプによって異なります。

尺度変更タイプにより、その倍率値が図面範囲、現在のビューまたはペーパー空間単位のどれに対するものなのかが決定します。図面範囲を基準に尺度変更する場合は、定数 acZoomScaledAbsolute を使用します。現在のビューを基準に尺度変更する場合は、定数 acZoomScaledRelative を使用します。ペーパー空間単位を基準に尺度変更する場合は、定数 acZoomScaledRelativePSpace を使用します。

指定された倍率を使用してアクティブな図面をズームする

Sub Ch3_ZoomScaled()
  MsgBox "Perform a ZoomScaled using:" & vbCrLf & _
  "Scale Type: acZoomScaledRelative" & vbCrLf & _
  "Scale Factor: 2", , "ZoomScaled"

  Dim scalefactor As Double
  Dim scaletype As Integer

  scalefactor = 2
  scaletype = acZoomScaledRelative

  ThisDrawing.Application.ZoomScaled scalefactor, scaletype
End Sub