Application オブジェクト(ActiveX)

AutoCAD アプリケーションのインスタンス。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadApplication

オブジェクトの継承
Object
   AcadApplication
作成時に用いる項目

VBA

GetObject("AutoCAD.Application.20")
CreateObject("AutoCAD.Application.20")
経由する項目

VBA

object.Application

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

Application オブジェクトに関連するプロパティは、メイン アプリケーション ウィンドウのプロパティを反映します。メソッドによって、外部アプリケーションおよびインタフェース オブジェクトのロードや、現在ロードされている外部アプリケーションおよびインタフェース オブジェクトのリスト表示を行います。

アクティブなドキュメント(AutoCAD 図面)には ActiveDocument プロパティを使用してアクセスすることができます。

VBA から Application オブジェクトにアクセスするには、Thisdrawing.Application を使用します。VB から Application オブジェクトにアクセスするには、Visual Basic 6 関数の GetObject または CreateObject を使用します。

AutoCAD が実行中の場合、GetObject 関数は現在の AutoCAD Application オブジェクトを取り出します。AutoCAD の複数のセッションを実行中の場合、GetObject 関数は Windows の Running Object Table の最初の AutoCAD インスタンスを返します。GetObject によって返されるセッションの確認方法についての詳細は、Running Object Table(ROT)および GetObject 関数について Microsoft Visual Basic 6 のマニュアルを参照してください。

バージョンに依存しない ProgID を使用します。CreateObject または GetObject 関数がバージョンに依存しない ProgID を使用する場合は、その関数がバージョンに依存する ProgID を使用するように変更します。たとえば、CreateObject ("AutoCAD.Application")CreateObject ("AutoCAD.Application.20") に変更します。

アプリケーション オブジェクトは ActiveX インタフェースの グローバル オブジェクトでもあります。つまり、Application オブジェクトのすべてのメソッドおよびプロパティをグローバルな名前空間で使用できます。

AutoCAD セッションを終了するには Quit メソッドを使用します。