概要 - 図面を印刷する(VBA/ActiveX)

図面は、モデル空間で表示される通りに印刷するか、あるいは準備したペーパー空間レイアウトの 1 つで印刷することができます。

モデル空間からの印刷は、ペーパー空間レイアウトを作成する前に、図面の表示または確認を行いたいときに便利です。モデルの印刷準備が完了した後で、ペーパー空間レイアウトを準備して印刷することが可能です。

注: スクリプトを使用して複数の作業を印刷するには、システム変数 BACKGROUNDPLOT を 0(ゼロ)に設定する必要があります。

印刷では、Layout オブジェクトと Plot オブジェクトの 2 つのActiveX オートメーション オブジェクトを使用します。Layout オブジェクトには、特定のレイアウトの印刷設定が含まれます。Plot オブジェクトには、印刷シーケンスの起動および監視を行うメソッドとプロパティが含まれます。

基本的な印刷を実行する

Plot オブジェクトからは、以下のメソッドとプロパティが使用できます。

PlotToFile
ファイルに出力します。
PlotToDevice
プロッタまたはプリンタに出力します。
DisplayPlotPreview
指定した印刷のプレビューを表示します。
QuietErrorMode
印刷エラー報告のエラー報告抑止モードを切り替えます。