help および setfunhelp 関数により、製品や独自のカスタム ヘルプ ファイルにアクセスすることができます。
ヘルプ機能では、次がサポートされています。
help 関数を使用して、ヘルプ ファイルを表示することができます。ヘルプ ファイルの拡張子に従って、help 関数により、指定されたファイルに適したビューアが表示されます。次のコード例は、既定の AutoCAD ヘルプ ファイルの LINE[線分]コマンドのトピックを表示します。
(help "" "line")
アプリケーションに関する情報を提供するカスタム ヘルプ ファイルを作成し、これを help 関数を使用して表示することができます。次のコード例は、abcindoorcad.chm という名前のカスタム ヘルプ ファイルを表示します。
(defun C:ABCINDOORCADHELP () (help "abcindoorcad.chm") (princ) )
setfunhelp 関数は、ユーザ定義コマンドのコンテキスト ヘルプを表示します。AutoLISP を使用して定義した新しいコマンドの定義の後に、setfunhelp の呼び出しを追加し、コマンドに特定のヘルプ トピックを関連付けます。次の例では、abcindoorcad.chm ファイル内のヘルプ トピック「MyCommand」を、ユーザ定義コマンド MYCOMMAND に割り当てます。
(defun C:MYCOMMAND ( ) .. Command definition .. ) (setfunhelp "c:mycommand" "abcindoorcad.chm" "mycommand")