Visual LISP は、プログラムの作成やデバッグに必要なツールのすべてを提供します。中でも最も重要なツールは、 「ウォッチ」です。このツールを使用することにより、Visual LISP のコンソール ウィンドウに表示されるよりも詳細に、変数を検査することができます。関数の実行中に、関数内のローカル変数を監視することもできます。
検査する変数の名前を入力します。この例では、コンソール ウィンドウで設定した変数 gp_PathData を指定します。[ウォッチ]ウィンドウが表示されます。
上図のように、[ウォッチ]ウィンドウの一行ごとに変数の値が表示されます。この場合、変数の値は長いリストで、値全体を見ることはできません。ウィンドウの境界をドラッグして[ウォッチ]ウィンドウのサイズを変更することもできますが、さらに良い方法があります。
[検査]ウィンドウには、検査した変数のデータ タイプ(この場合は、LIST)と、変数の値が表示されます。リストでは、リストの各項目がそれぞれ独自の行に表示されます。