vlax-ldata-delete (AutoLISP/ActiveX)

図面ディクショナリから LISP データを削除します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(vlax-ldata-delete dict key [private])
dict

タイプ: VLA オブジェクトまたは文字列

オブジェクト、AutoCAD 図面の図形オブジェクト、またはグローバル ディクショナリの名前を示す文字列。

key

タイプ: 文字列

ディクショナリ キー。

private

タイプ: T または nil

private 引数に nil 以外の値が指定され、独自の名前空間 VLX から vlax-ldata-delete 関数が呼び出されると、vlax-ldata-delete 関数は dict からプライベート LISP データを削除します。

戻り値

タイプ: T または nil

成功した場合は T。それ以外の場合(たとえば、データが存在しない場合)は nil

LISP データをディクショナリに追加します。

(vlax-ldata-put "dict" "key" '(1))
(1)

vlax-ldata-delete 関数を使用して、LISP データを削除します。

(vlax-ldata-delete "dict" "key")
T

もう一度 vlax-ldata-delete 関数を呼び出して、同じデータを削除しようとすると、データがディクショナリに存在しないので、nil が返されます。

(vlax-ldata-delete "dict" "key")
nil