vlax-ldata-get (AutoLISP/ActiveX)

図面ディクショナリまたはオブジェクトから LISP データを取得します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(vlax-ldata-get dict key [default-data [private]])
dict

タイプ: VLA オブジェクトまたは文字列

オブジェクト、AutoCAD 図面の図形オブジェクト、またはグローバル ディクショナリの名前を示す文字列。

key

タイプ: 文字列

ディクショナリ キー。

default-data

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、ads_name、VLA オブジェクト、バリアント型、セーフ配列、T、nil

ディクショナリ内に一致するキーが存在しない場合に返す LISP データ。

private

タイプ: T または nil

private 引数に nil 以外の値が指定され、独自の名前空間 VLX から vlax-ldata-get 関数が呼び出されると、vlax-ldata-get 関数は dict からプライベート LISP データを取得します。

private 引数を指定した場合は、default-data 引数も指定する必要があります。default-data 引数には nil を使用できます。

戻り値

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、ads_name、VLA オブジェクト、バリアント型、セーフ配列、T、nil

key 項目の値。

注意

独自の名前空間 VLX が、同じ dict および key を使用して、プライベート データと非プライベート データの両方を格納できることに注意してください。プライベート データは、同じ VLX からアクセスできるだけですが、非プライベート データは、任意のアプリケーションが取得することができます。

(vlax-ldata-put "mydict" "mykey" "Mumbo Dumbo")
"Mumbo Dumbo"

(vlax-ldata-get "mydict" "mykey")
"Mumbo Dumbo"