vl-list-loaded-vlx (AutoLISP)

現在のドキュメントに関連付けられたすべての独自の名前空間 VLX ファイルのリストを返します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(vl-list-loaded-vlx)

引数はありません。

戻り値

タイプ: リストまたは nil

現在の AutoCAD ドキュメントに関連付けられた独自の名前空間 VLX アプリケーションを示すシンボルのリスト。現在のドキュメントに関連付けられた VLX アプリケーションが存在しない場合は nil

vl-list-loaded-vlx 関数は、現在のドキュメントの名前空間にロードされた VLX アプリケーションを識別しません。

注意

注: この関数は Mac OS でサポートされていますが、AutoCAD は影響を受けません。

現在の AutoCAD ドキュメントに関連付けられた VLX ファイルがロードされているかどうかを調べます。

(vl-list-loaded-vlx)
nil

現在のドキュメントに関連付けられた VLX ファイルはありません。

2 つの VLX ファイルをロードします。それらの VLX アプリケーションはどちらも、それら独自の名前空間で実行されるようにコンパイルされているとします。

(load "c:/my documents/visual lisp/examples/foo1.vlx")
nil

(load "c:/my documents/visual lisp/examples/foo2.vlx")
nil

現在の AutoCAD ドキュメントに関連付けられた VLX ファイルがロードされているかどうかを調べます。

(vl-list-loaded-vlx)
(FOO1 FOO2)

ロードされた 2 つの VLX ファイルを、vl-list-loaded-vlx 関数が識別します。

ドキュメントの名前空間で実行されるようにコンパイルされた VLX をロードします。

(load "c:/my documents/visual lisp/examples/foolocal.vlx")
nil

VLX ファイルがロードされているかどうかを調べます。

(vl-list-loaded-vlx)
(FOO1 FOO2))

vl-list-loaded-vlx 関数は、最後にロードされた VLX(foolocal.vlx)を返しません。この VLX アプリケーションはドキュメントの名前空間にロードされており、独自の名前空間を持っていないからです。