ダイアログ ボックスでは、エラー タイル(errtile)と呼ばれる text タイルやネストした警告ボックスを使用して、エラー メッセージや警告を表示することができます。
次のガイドラインは、両方に当てはまります。
- エラー メッセージは、完全な文章の形式にしてください。
- エラー メッセージでは、問題または潜在的な問題を明確に説明してください。
- 可能であれば、エラーをレポートした後で、エラーを引き起こしたタイルにダイアログ ボックスのフォーカスを移してください。
エラー タイル
小さなエラーや警告、特に入力エラーなどには、エラー タイルを使用してください。 エラーは、ステータス メッセージに使用するテキスト タイルには表示しないでください。テキスト タイルに表示すると、見過ごしやすいからです。エラー タイルは、ダイアログ ボックスの一番下に表示されるようにしてください。
エラーを大目に見る
ユーザが取り返しのつかない間違いをするのではないかという恐怖感を抱かずに自由にダイアログ ボックスを使用できるよう、少しくらいのエラーは大目に見てください。小さなエラーは、ダイアログ ボックスの下のエラー タイルにメッセージを表示してください。重大なエラーは、警告ボックスに表示してください。alert 関数は、[OK]ボタンが 1 つあるだけの簡単な警告ボックスを表示しますデータを破壊する可能性がある動作や長時間を要する動作をユーザが選択する場合は、ユーザが処理を続けるかキャンセルするかを選択できる警告ボックスを表示するようにしてください。
たとえば、[ブロック定義]ダイアログ ボックスでは、既に存在しているブロックをユーザが作成しようとすると、[警告]ボックスが表示されます。ユーザは、処理を続けて元のブロックに上書きするか、変更を行わずに処理をキャンセルするかを選択できます。
ユーザに警告を与えるネストしたダイアログ ボックスでは、前のダイアログ ボックスに戻れるようにしてください。ダイアログ ボックスの現在のネストは、重大または致命的なエラーの場合にだけ終了してください。