getpoint (AutoLISP)

ユーザが点を入力するまで待機(一時停止)し、入力された点を返します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(getpoint [pt] [msg])
pt

タイプ: リスト

現在の UCS での 2D 基点または 3D 基点。

注: getpoint 関数は、pt 引数として 1 つの整数または実数を受け入れ、AutoCAD の直接距離入力機能を使用して点を決定します。この機能は、始点として AutoCAD のシステム変数 LASTPOINT の値を、距離として pt 入力を、LASTPOINT からの方向として現在のカーソル位置を使用します。結果として、LASTPOINT から現在のカーソルの方向に、指定された単位数だけ離れた点が取得されます。
msg

タイプ: 文字列

ユーザに表示するプロンプト メッセージ。

戻り値

タイプ: リスト

現在の UCS で表された 3D 点。

注意

ユーザは、現在の単位形式で座標を入力するかクリックすることによって、点を指定できます。pt 引数を指定すると、AutoCAD はその点から現在のクロスヘア カーソルの位置までラバーバンドを描きます。

getpoint 関数の要求に対して、ユーザは別の AutoLISP 式を入力することはできません。

(setq p (getpoint)) 
(setq p (getpoint "Where? ")) 
(setq p (getpoint '(1.5 2.0) "Second point: "))