Visual LISP IDE のコード整形機能では、既定で整形オプションに対するすべての変更が保存され、以降のセッションでも使用することができます。
また、現在の整形オプションを、アクティブなテキスト エディタ ウィンドウ内のプログラムの最後に、コメント ブロックの形式で保存することもできます。Visual LISP では、整形オプションは[整形オプション]ダイアログ ボックスの[整形オプションをソース ファイルに保存]オプションがオンのときに、[編集ウィンドウを整形]ツールまたは[選択したテキストを整形]ツールを使用した場合にのみプログラムに保存されます。[編集ウィンドウを整形]ツールまたは[選択したテキストを整形]ツールを使用するたびに、コメント ブロックが現在の整形オプションに基づいたものに置き換えられます。
次に、[整形オプションをソース ファイルに保存]オプションが有効であるときに、整形機能によって AutoLISP ファイルの最後に追加されるものの例を示します。
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Visual LISP は、ファイルを開くと、行 ;|<<Visual LISP© Format Options>> で始まるコメント ブロックを探します。このコメント ブロックが見つかると、Visual LISP が使用している現在の整形オプションがプログラム内のオプションによって上書きされます。コメント ブロックが見つからない、または正しく整形されていない場合、整形オプションは Visual LISP にロードされません。