setpropertyvalue (AutoLISP)

図形のプロパティ値を設定します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(setpropertyvalue ename propertyname value [or collectionName index name val])
ename

タイプ: ads_name

修正する図形の名前。ename 引数には、グラフィカル図形または非グラフィカル図形のどちらかを指定できます。

propertyname

タイプ: 文字列

修正するプロパティの名前。指定したオブジェクトのすべての有効なプロパティ名の一覧を表示するには、dumpallproperties を使用します。

value

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、T、nil

オブジェクトがコレクションではない場合にプロパティに設定する値。

collectionName

タイプ: 文字列

オブジェクトがコレクション オブジェクトの場合は、ここでコレクション名が渡されます。

index

タイプ: 整数

修正するコレクションのインデックス。

name

タイプ: 文字列

修正するコレクション内のプロパティの名前。

val

タイプ: 整数、実数、文字列、リスト、T、nil

プロパティに設定する値。

戻り値

タイプ: nil

プロパティ値を更新するときにエラーが発生しなかった場合は、nil が返されます。

次の例では、円の半径を変更する方法を示します。

(command "._circle" "2,2" 2)
nil

(setpropertyvalue (entlast) "radius" 3)
nil

次の例では、長さ寸法に優先設定を適用する方法を示します。

(command "._dimlinear" "2,2" "5,4" "3,3")
nil

(setq e2 (entlast))
<Entity name: 10e2e4bd0>

(setpropertyvalue e2 "Dimtfill" 2)
nil

(setpropertyvalue e2 "Dimtfillclr" "2")
nil

(setpropertyvalue e2 "Dimclrt" "255,0,0")
nil

次の例では、頂点コレクションの最初の頂点を変更する方法を示します。

(command "._pline" "0,0" "3,3" "5,2" "")
nil

(setq e3 (entlast))
<Entity name: 10e2e4da0>

(setpropertyvalue e3 "Vertices" 0 "EndWidth" 1.0)
nil