done_dialog (AutoLISP/DCL)

ダイアログ ボックスを終了します。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

構文と要素

(done_dialog [status])
status

タイプ: 整数型

[OK]に対して 1、[キャンセル]に対して 0(ゼロ)を返す代わりに、start_dialog 関数が返す正の整数です。2 以上の status 値の意味は、アプリケーションが決定します。

戻り値

タイプ: リスト

ユーザがダイアログ ボックスを終了したときのダイアログ ボックスの(X,Y)位置を表す 2D 点。

注意

キーが "accept" または "cancel" であるボタン(通常は[OK]ボタンと[キャンセル]ボタン)にコールバックを割り当てる場合、そのコールバックは done_dialog 関数を明示的に呼び出さなければなりません。呼び出さない場合、ダイアログ ボックスから抜けられなくなる可能性があります。これらのボタンに明示的なコールバックを与えずに、標準の終了ボタンを使用する場合、AutoCAD が自動的に処理します。また、"accept" ボタンに割り当てられる明示的な AutoLISP 関数は、status 引数に 1(またはアプリケーションで定義される値)を指定しなければなりません。それ以外の場合、start_dialog 関数は既定値の 0(ゼロ)を返します。この場合、ダイアログ ボックスがキャンセルされたように見えます。

done_dialog 関数はアクション式かコールバック関数内から呼び出さなければなりません。

N/A