gp:getPointInput 関数が実行されると、コントロールは自動的に Visual LISP から AutoCAD に移ります。3 つのプロンプトに応答すると、コントロールは AutoCAD から Visual LISP に戻り、コンソール ウィンドウにシンボル T が表示されます。
プログラムは、次のように動作します。
1 つの関数から他の関数に値を返す何らかの方法が必要です。この方法の 1 つは、次のコードの太字で示された個所のように、gp:getPointInput から返される値のリストを作成することです。
(defun gp:getPointInput ( / StartPt EndPt HalfWidth ) (if (setq StartPt (getpoint "\nStart point of path: ")) (if (setq EndPt (getpoint StartPt "\nEndpoint of path: ")) (if (setq HalfWidth (getdist EndPt "\nhalf-width of path: ")) (list StartPt EndPt HalfWidth) ) ) ) )
gp:getPointInput のこのバージョンをコンソール ウィンドウにコピーし、[Enter]を押してください。次に、コンソール ウィンドウの他の機能を試します。
これによりコンソール ヒストリ コマンドが呼び出され、以前に[コンソール]ウィンドウに入力したコマンドを循環的に表示させることができます。目的のコマンドから遠く離れているときは、[Shift]+[Tab]を押します。これにより、表示されるコマンドの順序が逆になります。
関数は、ネストされた 2 つのリストと 1 つの実数(浮動小数点数)を含むリストを返します。戻り値は、次のようになります。
((4.46207 4.62318 0.0) (7.66688 4.62318 0.0) 0.509124)
これらの値は、変数 StartPt、EndPt、HalfWidth に対応しています。