AutoLISP の関数の中には、AutoLISP、ObjectARX、Managed .NET で書かれたルーチンで作成される拡張データ(Xdata)を扱うための関数もあります。
図形に Xdata が含まれている場合、Xdata は図形の標準の定義データの後に続きます。entget を呼び出すことにより、図形の拡張データを取得できます。entget 関数は、図形の標準の定義データと、entget を呼び出すときにアプリケーションを指定した場合は Xdata を取得します。
entget を使用して Xdata を取得する場合、拡張データの始まりはグループ コード -3 dxf で示されます。グループ コード -3dxf は、最初の dxf グループコード 1001 のリストの直前にあります。dxf グループ コード 1001 には、表および以下のセクションで説明されているように、取得した最初のアプリケーションの名前が含まれます。
標準データと拡張データのグループ コード |
||
---|---|---|
グループ コード |
フィールド |
データのタイプ |
(-1, -2 (0-239 ) |
図形名) 標準の定義データ フィールド) . . . |
標準図形定義データ |
(-3 (1001 (1000, 1002-1071 (1001 (1000, 1002-1071 (1001 |
拡張データ標識 登録アプリケーション名 1) XDATA フィールド) . . . 登録アプリケーション名 2) XDATA フィールド) . . . 登録アプリケーション名 3) . . |
拡張データ |