handent (AutoLISP)

ハンドルに基づいて、オブジェクト(図形)名を返します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(handent handle)

handle

タイプ: 文字列

図形ハンドルを示す文字列。

戻り値

タイプ: ads_name または nil

成功した場合、handent 関数は、現在の編集セッションで handle 引数に関連付けられている図形名を返します。handent 関数に渡したハンドルが無効または現在の図面内のどの図形でも使用されていない場合、nil が返されます。

handent 関数は、現在の編集セッションで削除された図形の名前も返します。これを使用することにより、entdel 関数で削除を取り消すことができます。

図形の名前は、セッションごとに変更される可能性がありますが、図形のハンドルは変化しません。

注意

handent 関数は、グラフィカル図形と非グラフィカル図形のどちらに対しても、その図形名を返します。

例

(handent "5A2")
<Entity name: 60004722>

同じ図面でも編集セッションが異なると、同じように呼び出しても異なる図形名が返されることがあります。一度図形名を取得すると、その図形名を使用して、任意の図形関連関数でその図形を操作することができます。