xdroom (AutoLISP)

オブジェクト(図形)の使用可能な拡張データ(Xdata)空間の量を返します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(xdroom ename)
ename

タイプ: ads_name

図形名。

戻り値

タイプ: 整数または nil

使用可能な空き領域のバイト数を表す整数。失敗した場合、xdroom 関数は nil を返します。

注意

図形定義に割り当てられる拡張データの量には制限があり(現在は 16 キロバイト)、複数のアプリケーションが同じ図形に拡張データを追加できるので、アプリケーションが追加する拡張データ用の領域が存在するか確認できるように、この関数が用意されています。この関数は、拡張データ リストのサイズを返す xdsize 関数と組み合わせて使用できます。

次の例では、ビューポート オブジェクトの拡張データに対して使用可能な空き領域を調べます。

(xdroom vpname)
16162

この例では、16,383 バイトある拡張データ領域の内の 16,162 バイトが使用可能で、221 バイトが使用されています。