xdsize (AutoLISP)

リストが拡張データとしてオブジェクト(図形)にリンクされた場合にそのリストが占めるサイズを(バイト単位で)返します。

サポートされているプラットフォーム: Windows および Mac OS

構文と要素

(xdsize lst)
lst

タイプ: リスト

regapp 関数を使用して登録されたアプリケーション名を含む、拡張データの有効なリスト。

戻り値

タイプ: 整数型

サイズをバイト単位で表した整数。失敗した場合、xdsize 関数は nil を返します。

中括弧フィールド(グループ コード 1002)は括弧の数が釣り合っていなければなりません。無効な lst 引数を指定するとエラーが発生し、そのエラーに該当するエラー コードが AutoCAD のシステム変数 ERRNO に設定されます。登録されていないアプリケーション名が拡張データに含まれていると、(AutoCAD の システム変数 CMDECHO がオンの場合)次のようなエラー メッセージが表示されます。

1001 グループに無効なアプリケーション名があります

lst はグループ コード -3(拡張データ標識)から始めることができますが、必ずしもそうしなければならないわけではありません。拡張データには複数のアプリケーションを含めることができるので、リストは括弧で囲む必要があります。

(-3 ("MYAPP" (1000 . "SUITOFARMOR")
             (1002 . "{")
             (1040 . 0.0)
             (1040 . 1.0)
             (1002 . "}")
   )
)

次に示すのは、同じ例でグループ コード -3 が存在しないものです。このリストは上の例の cdr ですが、括弧で囲まれていることが重要です。

( ("MYAPP" (1000 . "SUITOFARMOR")
           (1002 . "{")
           (1040 . 0.0)
           (1040 . 1.0)
           (1002 . "}")
   )
)